株式会社厚木ミクロ(代表取締役社長:上田 康彦、本社:神奈川県厚木市長谷)は2024年12月11~13日に東京ビッグサイトで開催された「SEMICON Japan 2024」の中で、株式会社ミクロ技術研究所(代表取締役社長:吉川 実、本社:東京都渋谷区富ヶ谷)の出展を見学させていただきました。
SEMICON Japanは半導体産業における製造技術、装置、材料をはじめ、車やIoT機器などのSMARTアプリケーションまでをカバーする、エレクトロニクス製造サプライチェーンの国際展示会です。
ミクロ技術研究所は厚木ミクロの親会社にあたり、1966年の創業以来、ガラスと薄膜配線技術によってエレクトロニクス産業に貢献を続けてきました。
今回の出展では、主にガラスの穴あけ加工基板(TGV)やマイクロガラス加工などの加工技術を展示。忙しい合間を縫って、吉川 実社長に今回の展示とこれからのビジョンについてお話を伺いました。
これからの目標やビジョンについて教えてください。ミクログループをどういう会社にしていきたいですか?
どういう会社にしていきたいか…とても難しい質問ですね。
きれいごとはいくらでも言えますが、実現するのは容易なことではありません。
会社というのは生きものだと思います。時代の変化に合わせて、柔軟に形を変えなければなりません。
新しいことに挑戦しないと生き残ることはできませんし、新しいものを目指すということは、今までの古いものを捨てなければいけないということです。
時代によってさまざまな事業を行ってきましたが、今は半導体向けガラスに可能性を感じています。
世の中や業界の変化に対応しながら、これまで蓄積した経験を活かし、電子光学の発展に尽力していきたいです。
今回の展示会でもガラスの可能性が大いに表現されていますね
今回の出展では、主にTGV基板やマイクロガラス加工などの加工技術を展示しています。
中でも注目してほしいのが、ブースの中央に設置した冨嶽三十六景のパターニングですね。
ちょうど数時間前、この北斎の展示を見たテレビ局から「1ヶ月取材をさせてほしい」というお話をいただきました。
ディレクターの方に話を聞いてみると「なぜ葛飾北斎と半導体を繋げたのか、その発想が面白い」とのことでした。
2023年10月以降、ミクロ技術研究所では展示会のビジュアルに力を入れています。
雑多な会場の中で「なんだこれは?」と関心を持ってもらえれば御の字ですね。
展示会には多くの外国人も訪れるので、北斎だったら目を引くのではないかと考え、今回の展示に至りました。
ミクロ技術研究所はまもなく創立60周年を迎えますね
今の時代、60年持つ会社というのはそう多くないですよね。
先代の吉川 和男は義理の兄にあたりますが、とても面白い発想をする人でした。
経営というのは人の心を動かすことだと思います。関心を持ってもらえないとモノも売れません。
商売は第一印象が大切です。いかに豊かな発想をするか、いかに仕事を面白くできるかが肝ですね。
そういった発想や着眼点は、先代から受け継いでいるかもしれません。
従業員やグループ全体へ大切にしてほしい思いはありますか?
従業員には世の中の流れを見極め、先を読む力を養ってほしいですね。社会の変化についていけるか、時流に乗れるかどうかは大きなポイントです。
ミクロ技術研究所も液晶などの表示体から、プラズマ、有機EL、そして次の段階へと進んでいます。
生き残るためには、常に新しいことにチャレンジしていかなければなりません。そのためには実際に現地へ足を運び、自分の目で見て、発想を得ることが大切です。
今あることを捨てて、新しいことにチャレンジすることは決して容易ではありません。しかし、今あることは10年後にはないかもしれません。
ミクログループはこれからも柔軟な発想力を持ち、新しいことに臆することなく挑戦できる組織でありたいと思います。
株式会社ミクロ技術研究所について
ミクロ技術研究所は1966年の創業以来、ガラスと薄膜配線技術を中心に、電子光学の業界に貢献を続けてまいりました。
長年の経験を通じて培った技術をベースに、お客様のニーズに応える試作技術と安定した品質での量産を可能にする生産技術を保有しています。
試作開発から量産まで一貫体制で対応可能な体制と、ミクロ技術研究所にしかできない対応力で、お客様の構想を実現します。
〒151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷1-33-14
TEL. 03-3469-1133 FAX. 03-3469-1557
吉川社長、そしてミクロ技術研究所の皆さま、今回はお忙しい中ありがとうございました。
これからもミクログループのイベントや展示会の様子などをお届けできたらと思います。